空き家を片付けたいけど、どこから手をつければいいか迷っている方も多いのではないでしょうか。
大切な思い出の詰まった空き家ですが、そのまま放置していると、さまざまな問題が発生する可能性も。
この記事では、空き家を片付ける際に必要な手順や効率的に片付けるためのポイントを解説します。

□空き家の片付けの手順


空き家の片付けは、思っている以上に大変な作業です。

しかし、正しい手順で進めれば、安全かつスムーズに片付けられます。
ここでは、空き家の片付けを自力で進める際に必要な4つの手順を具体的に解説します。

1:害虫対策


空き家は長期間放置されている場合、害虫が発生している可能性があります。
まずは、害虫対策を行いましょう。
スプレー式の殺虫剤を使用したり、煙式の殺虫剤を焚いたりすることで、害虫を駆除できます。

特に、ゴキブリやネズミなどの害虫は、食品を汚染したり、アレルギーの原因になったりする可能性もあるため、注意が必要です。

2:ゴミの仕分け


害虫対策が終わったら、次はゴミの仕分けです。
ゴミを仕分ける際は、「必要なもの」「捨てるもの」「保留」の3種類に分けるのがおすすめです。
1年以上使っていないものや、「いつか必要になるだろう」と感じるものは、思い切って捨てるようにしましょう。
生活に欠かせないものは残し、保留にしたものは、仕分け作業の最後によく考えて残すか捨てるかを決めます。

3:ゴミの処分


ゴミを仕分けが終わったら、次はゴミの処分です。
各自治体の指示に従って分別し、適切な方法で処分しましょう。
粗大ゴミは、自治体の指定場所へ持ち込むか、粗大ゴミ回収会社に依頼する必要があります。
燃えるゴミや燃えないゴミは、各自治体の指定日に分別して出すようにしましょう。

4:家の清掃


ゴミの処分が終わったら、最後に家の清掃を行いましょう。
ホコリを掃除機やほうきで除去し、拭き掃除をして仕上げます。
汚れが強い場所は、洗剤を使って丁寧に掃除しましょう。
生ゴミからしみ出た液が残っている場合は、害虫が集まる原因となるため、洗剤を使ってしっかりと落とすことを推奨します。

□空き家片付けのコツ!効率的な片付けを実現するためのポイント


空き家を効率よく片付けるためには、いくつかのポイントを押さえることが重要です。
ここでは、空き家を効率よく片付けるための3つのポイントを紹介します。

1:人数確保


空き家の片付けは、力仕事が多い作業です。
そのため、できるだけ多くの人手を確保することが大切です。
3人以上いれば、作業の分担がスムーズに行いやすく、効率的に片付けを進められます。

2:保留箱の作成


仕分け作業中に、1分以上悩んだものは、一旦保留箱に入れておくことをおすすめします。
保留箱にしまったものは、後でまとめて判断することで、仕分け作業をスムーズに進められます。

3:家族とのコミュニケーション


空き家を片付ける際は、家族と協力して片付ける場合も多いでしょう。
家族とのコミュニケーションを大切にし、事前に片付けについて話し合っておくことで、トラブルを防げます。
特に、相続が発生する可能性がある場合は、家族全員で話し合い、遺言書を確認しておくことが大切です。

□まとめ


空き家の片付けは、時間と労力を要する作業です。
しかし、正しい手順で進め、効率的な片付けを実現するためのポイントを押さえれば、安心してスムーズに片付けを進められます。
この記事を参考にして、安全に空き家を片付けてください。

当社では遺品の整理や不用品回収、ゴミ屋敷・空き家の整理など片付けに関することを様々に承っております。
空き家の片付けを検討されている方はぜひ当社までお問い合わせください。


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