空き家をお持ちの方、掃除やメンテナンスはきちんとできていますか。
放置しておくと、さまざまな問題が発生する可能性があります。

空き家掃除のチェックリスト


空き家をきれいに保つためには、定期的な掃除が不可欠です。
しかし、いざ掃除を始めようと思っても、何から手をつければいいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、空き家掃除のチェックリストをご紹介します。

1: 郵便物の回収・処分


郵便物がポストからあふれていると、空き家であることが周囲に知られてしまい、不審者や犯罪者の標的になる可能性があります。
また、放火などの危険性も高まります。
そのため、定期的に郵便物を回収し、処分することが大切です。

2: 害虫・害獣の駆除


空き家は、長期間人が住んでいないため、害虫や害獣が住み着きやすい環境です。
ゴキブリ、ネズミ、クモなどの害虫は、衛生面だけでなく、健康被害を引き起こす可能性もあります。
また、害獣は家屋を傷つけたり、糞尿で汚染したりするなど、深刻な被害をもたらすことがあります。
定期的に駆除を行い、住み着かないようにしましょう。

3: 部屋の換気・通風


空き家は、窓を閉め切ったままの状態になりがちです。
そのため、空気はよどみ、湿気がたまりやすく、カビが発生する原因となります。
定期的に窓を開けて換気をし、室内の空気を入れ替えることが重要です。

4: キッチン・洗面所の通水


キッチンや洗面所の排水管に水が長年流れていないと、排水管から下水の臭いが発生する可能性があります。
また、蛇口がさび付いたり、詰まったりする原因にもなります。
定期的に蛇口をひねって水を流し、排水管のつまりを防ぎましょう。

5: カビ・水回りの汚れの除去


湿気が多い場所や水回りは、カビが発生しやすい場所です。
カビは健康被害を引き起こす可能性があるため、定期的に清掃し、発生を防ぐことが大切です。
特に、キッチン、洗面所、浴室などは、こまめな清掃を心がけましょう。

6: 床掃除


床は、ホコリや汚れがたまりやすい場所です。
定期的に掃除機をかけたり、雑巾で拭いたりして清潔に保ちましょう。
特に、湿気の多い場所では、カビが発生しやすいので、こまめな掃除が必要です。

7: 電気設備の点検


電気設備は、老朽化や経年劣化により、火災などの危険性が高まります。
定期的に点検を行い、必要があれば修理や交換を行いましょう。

8: 庭木の剪定


庭木は、放置しておくと、大きく成長して家屋に被害を与える可能性があります。
また、枯れ枝が落下して怪我をする危険性もあります。
定期的に剪定を行い、安全な状態を保ちましょう。

空き家掃除に必要なもの


空き家の掃除に必要なものには、掃除用具の他に、安全対策やトラブル発生時の対応に必要なものもあります。

1: 持ち物リスト


・ ゴミ袋
・ 軍手やゴム手袋
・ スリッパなど室内履き
・ 掃除機 (電気が止まっている場合はバッテリータイプが必要)
・ ハンディワイパーやはたき
・ ぞうきん (モップ)
・ スポンジ
・ 各種洗剤
・ 懐中電灯
・ カメラまたはスマートフォン (トラブルが気になる箇所を撮影し、進行の状態確認する)
・ 防虫剤
・ 換気扇
・ 延長コード
・ ラジオ
・ 水筒

2: 服装について


空き家は、ホコリや害虫、カビなどが発生している可能性があります。
そのため、汚れても構わない服装で掃除を行いましょう。
長袖、長ズボン、帽子、マスクなどを着用すると、より安全です。




まとめ


空き家の掃除は、放置すると様々な問題が発生する可能性があるため、定期的に行うことが大切です。
今回の記事では、空き家掃除のチェックリストと、必要なものについて解説しました。
この記事を参考に、安全に配慮しながら、快適な空き家環境を維持しましょう。


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